一気に秋らしい陽気になって
日中も大分過ごしやすくなってきました。
寝る時も布団が恋しくなってきた設計の田口です。
こんにちは。
工事中から継続して見学会を絶賛開催中の『多治見の家』ですが
ようやく仕上げ工事が終わり完成見学会としてご覧いただけます!
先日竣工の社内検査へ行ってきましたので
少しだけニッチな部分で多治見の家をご紹介させてもらいます。
まず階段。
多治見の家は2階リビングになります。
階段の昇り降りが日常なので、少しでも使いやすいように
階段の幅にメーターモジュールを採用して通常の広和木材仕様より広くなっています。
通常75cm幅のところ、9センチ広い84cm幅です。
そして、上がりきった所の角を斜めにカットしてより通りやすくなっています。
そんな、階段に映えるのが黒いスチールの階段手摺。
カクカクした四角い武骨なオリジナルデザインです。
お施主様の要望を伺い図面を作って作成しています。
通りやすさに加え、触り心地もご体感ください。
さて、家への愛着って色々だと思いますが
普段使うスイッチが違うだけで、グンと増す気がします。
多治見の家ではアメリカンスイッチとトグルスイッチが使われています。
基本はアメリカンスイッチ、トグルスイッチも探してみて下さい。
↑これがアメリカンスイッチ
↑こっちがトグルスイッチ
ちなみに【トグル】とは、ダッフルコートなどに使われている木の棒状のボタン(留め具)に似ているからなんですって。
最後です。
↓この写真の中にあるものが隠れています。何でしょう?
場所は2階LDKのダイニング部分です。
節が良い感じにワイルドなオークの無垢フローリングです。
そんなワイルドさに隠れて一か所小さな穴を見つけられたでしょうか?
そうです。
指を入れる穴です。
指を引っ掛けて一部フローリングが外れる仕掛けになっています。
もう分りましたね。
大工さんにフローリングのジョイントに合わせて造作してもらった
床コンセントです。
丁度ダイニングテーブルを設置する辺りに居ます。
普段は目立たないように影を潜めています。
指を入れる穴はコードを通す事も可能です。
是非探して見つけてあげてください。
さてさて、かなりニッチな部分の紹介になってしまいましたが
お家は全体的にとっても素敵に仕上がっています。
工事中に見学された方も、まだの方もぜひご覧になってください。
多治見の家ご見学希望は、見学会情報をご確認ください!
冬の透き通った空も好きですが
夏の雲が厚く濃く青い空も好きです。
こんにちは。設計の田口です。
今日はそんな、大好きな空を眺める窓のお話。
現在着々と進行中の現場で、広和木材では珍しい木製サッシュ(木の窓)の採用がありました。
窓と言いましても、大きな大きな窓です。
中庭を囲むように設置された窓は、幅3.5M、高さ2.4Mのかなり大きな窓。
同じ大きさで3カ所に設置されています。
搬入は大工さんも含め力自慢の大人が8人がかりでやっと運べるほど重い曲者です。
ここまで大きなものだと、簡単に建具屋さんで作るわけにもいかず
富山の木製サッシュ専門のメーカーさんで製造してもらいやってきました。
重たいと開け閉めが大変になりそうですが、
そこは窓の先進国、ドイツの金具を使った引違い(ヘーベシーベ)という形状で
片手でも楽に開け閉めが可能です。
なにより、大きなガラス面が中庭と空を取り込み素敵な空間になりそうです。
完成が楽しみですね。
日中は暖かく感じるようになってきましたね。
桜の開花も、来週にはやって来そうです。
とは言いつつ朝晩はまだダウンを着て通勤している設計の田口です。
そろそろ衣替えして、春に備えないといけませんね。
さて、本社工場の無垢板ストックも結構少なくなってきました。
コロナの事もあり、なかなか積極的に買付けできていませんでしたが
気合を入れて木材市場へ行ってきました!
ズラズラと並ぶ無垢板たちを吟味させてもらいます。
色々な角度で見たり持ち上げたり、結構重要なのは乾燥の度合いです。
珍しい樹種の木もたくさんありました。
折角なので、少しだけ買い付けた無垢板のご紹介。
こちらは「シュリザクラ」
いわゆる、輸入材のアメリカンブラックチェリーに似た樹でチェリーより赤みがあるのが特徴です。
硬さがあり木の安定性もあるので、家具などに使われることが多いです。
無垢カウンターとして出回る事は少ない結構珍しい木です。
この萩野さんが持ち上げているのは「エンジュ」
漢字では、槐、延寿と書くこともあります。
延寿と当て字されていて、縁起物として重宝されています。
もう少し濃い色が多いですが床柱でも見かけますね。
幅は大きくないので、飾り棚やトイレカウンターなどに良さそうです。
並んでるの全部買付けしたわけではありませんが
結構沢山仕入れましたので、本社工場へ入荷するのを楽しみにしていてください。
最後にこちらは人気の高い、木目のきれいな杉です。肌触りも良いんですよね。
日中温かいなって感じる日が増えてきましたね。
春の訪れを早く感じたい田口です。
わたくし設計なので日々プランニングを行っていて、
光や風を取り込む事、動線や部屋のつながりって結構気にします。
だから、窓やドアの位置や大きさって大切です。
でも最近とくに、お部屋の視覚的なポイントって壁だと思っています。
ある程度の大きさの壁を設けることで
家具を置いたり、アクセント壁にしたり、
素敵な絵を飾ったり、照明を当てて雰囲気を出したり、
家で過ごす時間が少し豊かになる気がしています。
さてさて、そんなところで今日は我が家の壁のお話です。
決して大きくないですが我が家のリビング壁。
行事があるごとに、だいたい手書きでメッセージボード装飾されています。
今回は夜中に大人が作業を行います。
次の日はムスメの誕生日。
私が可愛らしさを気にして作っていると妻が個性を出して対抗してきます。
くだらない話をしながら
だんだんお互いセンスのぶつけ合いに発展していきます(完全に学園祭ノリ)
愛情たっぷりのお祝い壁の出来上がりです。
また一つ大きくなったね。おめでとう。
雪、降りましたね。
現場の皆さんは、たまったもんじゃない事は知ってます。
でも子供の頃からワクワクしてしまう田口です。
さてさて、生活にかなり浸透してきた『おうち時間』
話題のお取り寄せコーヒーに挑戦です。
今回はフィンランド発祥のSLURPさんで注文。
海外のロースタリーから届くやつです。
グローバル!
自分の好みから診断して選べるのが楽しいです。
頼んだのはフィンランドの焙煎所から届く
フルーティで酸味のある浅煎りのスペシャルティコーヒー。
頼んでからしばらくすると
メールで過程を送ってくれます。
なんかワクワクしちゃいます。
良い感じに焙煎お願いします
無事に親元を旅立ったのね。待ってますよ。
で、
あっという間に届いてしまう。かわいいパッケージ。
中の豆袋もいい感じ
結構、浅煎りです。
良い匂い。
ゴリゴリ挽いてドリップで。
匂いと音で挽いてる間も楽しい時間。
良い色に出てます。
せっかくなんで、フィンランドの食器でいただきました。
かなりフルーティーで酸味強め。おいしいです。
今回は甘い物でしたが、ご飯系にも合いそう。
同じ時間軸を感じながら海を越えてやってくる楽しさはなかなか面白いです。
また違う味も試してみたいと思います。
SLURPさんにご興味ある方は、紹介コードもあるんで田口まで声かけてください。
下の画像をクリックするとSLURPさんのHP移動します。